豊田市が所有する名鉄三河線廃線跡の旧三河広瀬駅~東広瀬町旧踏切前までの全長0.8km、高低差20mのルートを専用空路に見立て、ドローンで地元産品を配送しました。
GPSとLTE通信を使用したリアルタイム映像を活用し、廃線を追従する飛行実験を行ったほか、受取人の本人確認、授受の確認、料金決済等への将来的な活用を見込んで、交通系ICカード「manaca」を使用した荷物授受についても検証しました。
この実証実験は、愛知県が内閣府の近未来技術等社会実装事業として2019年度から行っている「無人飛行ロボット社会実装推進事業」の一環で、名古屋鉄道と中日本航空で構成する名鉄グループドローン共同事業体にKDDIとPRODRONEが協力して実施しました。