防災・消防/セキュリティ

ドローンを利用して空から得られる情報は、より精度の高い現場把握を実現し、また捜索効率を飛躍的に高めることに役立っています。国内外を問わず、警察や消防はこのようなメリットに着目しており、利用が拡大しています。

台風・ゲリラ豪雨などに限らず、湖畔や河川エリアでのレジャーの一般化に伴い、水難事故も多く発生しています。ドローンにおける水難救助では、いち早く被災者の位置確定が可能になるだけでなく、空からの情報により迅速な救助指示、災害状況の把握が可能になります。

物流

ネットショッピングの拡大などにより、物流量が増加している一方、人口減少や高齢化に伴い、物流分野でも労働力は低下しつつあり、新たな物流の仕組みを考えなくてはならない状況です。また、台風や地震など、災害時においても、緊急時の迅速かつ円滑な物流を実現するには、量への対応のみならず、様々な質の違いにも対応したシステムが必要です。プロドローンは、離島間の物流、災害孤立地域への物資輸送、山間部工事現場への物資輸送など、量と質に対応した空を活用した新しい物流システムを提案いたします。

プロドローンでは、東海地区175kmを結ぶ長距離物流ドローンや台風一過後の高風速下での離島間物流などに対応する、ペイロード10kg飛行時間2時間のPDH-GS120ガソリンヘリ型ドローンや、近距離物流に活躍する最大ペイロード30kgのPD6B-Type2などを用意。これまでの数多くの経験からお客様のニーズに合わせたドローンシステムを提案いたします。

農業

圃場の測量や、生育調査、水分調査、そして農薬散布の管理や収穫量予想など、スマート農業には正確なデータ収集と、緻密な対応が必要です。ドローンの登場によって、様々なデータが安価にそして迅速に取得可能となるだけでなく、一部の作業では効率が改善されたり、自動化が実現され、スマート農業は中小の農家にも普及しつつあります。

プロドローンでは農薬散布、粒剤散布に特化した、SkymatiX X-F1を用意。
防水性に優れ、農地に応じた農薬散布が可能です。傾斜地での散布も予め設定したフライトプランによりボタン一つで散布飛行が可能。スカイマティクスが提供する農地管理アプリとともに利用することで、作物の健康状態をモニタリングし、収穫量を最大化いたします。

測量

ドローンを活用した測量は、建設業、土地開発、鉱山開発など様々な分野に拡大しています。高精細なデータ取得が必要とされる業務では、安定して飛行するドローンやデータ精度に影響するデバイスの性能が重要です。

プロドローンでは、リーグル社製レーザーを搭載した分解能1cm(高度150m)を実現するPD6B-Type2レーザー測量仕様機や、最先端のグリーンレーザーを搭載した測量機体も準備。
これまで数多くの現場でドローン測量業務を支えてきた実績から、ドローン測量における必須要素を網羅。高いペイロード能力、飛行安定性、オリジナルGCSによるオーバラップの設定、フライトパスの自動生成など、またフライト業務に専門パイロットを派遣可能。お客様の測量ニーズにお応えいたします。

インフラ・点検

老朽化が進む橋梁や高速道路の高架、ビル、ダム、鉄塔、トンネルなど構造物の点検(インフラ点検)は安全のために欠かせません。ドローンによるインフラ点検は、省コスト、時短だけでなく、これまで実施が難しかった大型インフラの点検も実現しました。

高速道路の高架健康度の検査や橋梁検査にはプロドローンのカスタムドローンが活躍しています。
携帯電波塔や電力鉄塔など、電波状態の安定しない空間でも、安定した飛行を実現。
1億画素を誇る高精細カメラによる検査写真の撮影から、動画による状態検査まで、お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能です。

特殊撮影

ドローンで撮影できる場所は、空だけでなく水中にまで広がっています。これまで難しかった海底の状況や海藻の生育状態把握など、新しい用途での運用が始まっています。また、空の見えない環境、トンネルや屋内などでの特殊撮影に対応したドローンも開発しています。

海洋資源の観察業務では、これまで傭船料などが高額で、なかなか実施されてきませんでした。プロドローンの着水ドローンは水面に着水することができ、ドローン下部に設置されたカメラによって、水中のサンゴや海藻の生育状況を観察することが可能となりました。

レベル3

物流や広域監視、遭難者の捜索など、様々な運用で必要になってくる長距離飛行。その要となるのが、目視外飛行の制御技術です。
目視外の状態で、安全に確実に業務を遂行するため、信頼性の高い通信技術と高度なセンシング技術は重要なキーテクノロジーとなります。

プロドローンでは、すでに数百件の目視外飛行の実績を積み重ね、電波取得の冗長性確保、バッテリー冗長性、衝突回避システムなど、万全の安全対策を施した機体開発を行っています。