株式会社プロドローン(代表取締役社長:戸谷 俊介)は、成田国際空港株式会社(代表取締役社長:田村 明比古)の協力のもとで国等への申請手続きを行い、2024年9月25日に小型無人機等飛行禁止法における対象空港※1 として初めて、空港内におけるレベルⅡ※2でのドローン飛行を行いました。
現在、航空需要や設備の拡充が進む一方で、人材不足や運用・保守の効率化、省人化といった課題が浮上しています。そのため今回の実証実験は、今後さらに拡大する航空需要を前提に、空港内をより効率的かつ安全に保守点検することを目指して行いました。PRODRONEは引き続き、ドローン点検を安心安全に活用できるよう、取り組みを進めてまいります。
※1. 小型無人機等飛行禁止法(重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律)の対象空港として、以下空港が指定されている。
対象空港:成田国際空港、新千歳空港、東京国際空港、中部国際空港、大阪国際空港、関西国際空港、福岡空港、那覇空港
※2. 以下のように飛行レベルが分類されている。
レベル1:目視内での操縦飛行(第3者の上を飛行できない)
レベル2:目視内での自律飛行(第3者の上を飛行できない)
レベル3:無人地帯での目視外飛行
レベル4:有人地帯での目視外飛行
■株式会社プロドローンについて
「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」をビジョンに、中部圏におけるドローンエコシステムの構築を目指しています。最大推奨ペイロード20kgで、量産を開始しているマルチコプター「PD6B-Type3」や、2時間飛行可能で耐侯性に優れたヘリコプター型「PDH-GS120」など、産業用ドローンの開発から生産までをワンストップで行っています。