世界初、2本のロボットアームをもつ直接作業型大型ドローン「PD6B-AW-ARM」を開発

2016.09.07
リリース

株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:河野 雅一、以下:PRODRONE)は、この度、2本のドローン専用ロボットアームを装備した直接作業型大型ドローン「PD6B-AW-ARM」を開発したことをお知らせいたします。

本機は、2016年9月7日から9日まで米国ラスベガスで開催される産業用ドローン見本市「InterDrone2016」のPRODRONEブースにおいて参考展示いたします。

PRODRONEは、B2B企業として、これまで多くの産業用ドローン事業者からの開発依頼をうけて様々な産業用ドローンを開発してまいりました。産業用ドローン市場では、これまで主にドローンを使用して映像を撮影する、測量する、農薬を撒く、測定する等の作業が行われていますが、昨今では、ドローンによる「直接的作業」を行えるようになることが強く望まれております。

直接的作業の例として、アームで色々な形の物を掴んで運ぶ、設置する、ケーブルなどを切断する、繋ぐ、ダイヤルを回す、スイッチを押す・切り替える、浮き輪など救助具を投下する、危険物等を回収するなど、高所や遠距離、また人間が近づけない危険な場所においてドローン自体が直接実行できる様々な作業が挙げられます。

「PD6B-AW-ARM」はこれらの市場背景から開発されました。PD6B-AW-ARMは、20kgという大きなペイロード(最大積載量)を持つPD6B-AWを基本プラットフォームに、今回新たに独自開発した、これまでにないデザインかつ高機能の5軸ロボットアームを2本搭載。幅広い用途における直接的作業が可能です。ロボットアームの最大耐荷重は約10kg、最大飛行時間は30分で長時間の作業にも対応します。

PRODRONE河野 雅一 代表取締役社長 は、
「PRODRONEはこれまで高安定、高安全、高機能の産業用ドローンを開発し、多くの産業用ドローン事業者の皆様から高いご評価を得てまいりました。産業用ドローン市場の未来を見据え、世界に先駆けて『直接作業型ドローン』を開発致しました。これまででは不可能であった様々な仕事がこの『PD6B-AW-ARM』で可能になります」とコメントしています。

他の追随を許さない技術力で産業用ドローンの世界一をめざす株式会社プロドローンだからこそ産み出した直接作業型大型ドローン「PD6B-AW-ARM」にご期待ください。具体的な製品概要については、詳細を決定した段階で、改めて新製品発表としてご案内申し上げます。

※2016年9月6日現在、当社調べ

■製品写真

pd6b-aw-arm_01

■製品動画

■仕様(暫定)

モーター軸間距離
:1450mm
最大アーム耐荷重
:10kg
機体重量
:20kg
最大速度
:60km/h
全高
:1300mm
飛行可能風速
:10m/s
プロペラ直径
:27inch
飛行時間
:30min
バッテリー
:22.2v/16000mAh x2
飛行可能気圧高度
:5000m
耐水性能
:雨天飛行可

※型番・仕様等は予告なく変更する場合があります。

■株式会社プロドローンについて

PRODRONEは様々な分野で20年以上のキャリアとノウハウをもつエキスパート達により2015年1月に日本で設立されたB2B産業用ドローンシステムメーカーです。これまで産業用ドローン市場に参入する数多くのドローンサービスプロバイダーやドローンメーカーに向けて様々な産業用ドローンの開発を行っています。ペイロード30kgの大型ドローン、レーザー測量専用ドローン、5,500m以上の高高度測量専用ドローン、水上着水型ドローン、RFID高速読み取りドローン、橋梁など社会インフラ点検用ドローン、全天候型大型プラットフォーム、農薬散布ドローン、数々の学術調査用ドローンなど、どれも高い技術レベルが要求されるため、他社では開発不可能であったものも少なくありません。PRODRONEはこれら高難度の開発依頼をスピーディに確実に応えていくことで、官公庁や大手企業をはじめとした様々な顧客から非常に高い信頼を得てまいりました。 PRODRONEは顧客である産業用ドローン事業者のビジネスが世界中に拡大していくことを望んでいます。

社名    : 株式会社プロドローン(PRODRONE Co., Ltd.)
代表者   : 代表取締役社長 河野 雅一 (こうの まさかず)
資本金   : 2億9500万円
社員数   : 13名
本社所在地 : 〒460-0004 愛知県名古屋市中区新栄町2-4 坂種栄ビル16階
ウェブサイト: https://www.prodrone.com/

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