カーボンフレームの組み立てにはボルトを使用せず、接着方式を採用した事により、軽量でねじれに強い機体に仕上がっています。 この接着方法はプロドローンがドローン開発で培って来た技術を利用し、多くの実績を残しています。完成済み(接着済み)の状態で販売しますので、面倒な接着作業は不要です。
バッテリーの搭載レイアウトは、重心位置をローター面に近づける事で機動性を向上し、前後重心の調整も容易に行えるストレートタイプです。ロック機構によりバッテリー交換もワンタッチで脱着が可能です。 軽量化とテールコントロール性能を向上させたダイレクトテールドライブシステムは、メインマストに設けた大型プーリーからテールローターを駆動させる事で、テール保持性能が飛躍的に向上しました。カウンターギヤなどの駆動部品も少なくなり、耐久性の向上と軽量化を実現しました。
ローターヘッドはシンプルな構造でメンテナンスのしやすさを追求。センターハブの高さを低くする事で、低重心を図っています。 シンプルで軽量なテールケースは、リヤーボディー脱着の際も、最低限のパーツを取り外すことで分解出来るようコンパクトな設計を採用しました。 テールピッチコントロールレバーには大型のベアリングを採用し、ガタが発生しにくい設計をしています。
近年のF3Cルールでは演技の正確性はもちろん、飛行姿勢、音、等速感など全体の雰囲気が重要になっています。PDH-02Cの飛行時の重量は5.5〜5.7kgで仕上げる事ができます。軽量化がもたらすサイレントなフライトを、ぜひ体感してください。
※本機体は、メカニズムフレームキットです。ボディ、メインローター、テールローター、モーター、ESC、無線操縦機器類は付属されておりません。
「PDH-02C」を使用した伊藤寛規選手(TKKワークス所属)が、世界最高峰のRCヘリコプター選手権「2019 FAI F3CN World Championships」で優勝しました。FAI / F3C 世界選手権は、選抜された各国のRCヘリコプターのフライヤー達が二年に一度集まり開催される、世界最高峰のRCヘリコプターの競技会です。
「今大会では妥協のない調整を行うことができ、機体仕様も変更することなく、大会に臨むことができました。PDH-02Cは飛行性能、音の静かさなどトータル的なバランスが良いため大会中は強風や横風など悪天候でも、一貫したフライトを行えたと感じています。勝つために必要な機体でした」(伊藤選手コメント)
必要に応じてニーズに合わせた要件の確定
プロトタイプの制作・調整
納品前に飛行トレーニング、メンテナンストレーニング、安全指導、ソフトウェアレクチャーなどを実施します。
飛行検証などでご納得いただいた機体を納品いたします。
機体やソフトの定期更新や定期点検など、アフターサポートを提供いたします。