PD8X、PD6B-Type2、PD6B-Type3とPD4-XA1の4機種は耐風速20m/s以上をクリアしています

離島への物流業務や、今後実施されていく目視外飛行において、飛行経路における天候変化への対応は、ドローンにとって必須の機能です。こうした状況と、数多くの実証実験から、耐風性能を把握しておくことは重要であると考え、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下 JAXA)の風洞設備にて PD8X、PD6B-Type2、PD6B-Type3と PD4-XA1 の風洞実験を行いました。

本試験は、風洞内の風に逆らってドローンを一定位置に維持する必要があり、高速領域における機体の高い安定性を確認することが出来ます。結果として、4 機種ともに 20m/s 以上の飛行性能を確認しました。

山岳警備や離島への物資輸送など、厳しい環境を前提とした機体開発をおこなってきたPRODRONE だからこそ、20m/s という厳しい条件まで確認できました。これは、これから本格化する目視外長距離運用を実現するに十分な性能と考えます。

機体ごとに確認できた結果は次の通りです。

PD8X:24m/s(ペイロードなし)

PD6B-Type2:22m/s(ペイロードなし)

PD6B-Type2:20m/s(ペイロード10キロ)

PD6B-Type3:22m/s(ペイロードなし)

PD4-XA1:23m/s(標準カメラ搭載)

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