橋梁点検に用いる無人航空機の性能評価基準策定に向けた飛行試験を実施

2018.01.15
リリース

株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長: 河野 雅一)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(本部:神奈川県川崎市幸区、理事長:古川 一夫、以下「NEDO」)、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長兼CEO:新野 隆)、株式会社イクシスリサーチ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:山崎 文敬)、株式会社エンルート(本社:埼玉県朝霞市、代表取締役社長:瀧川 正靖)と共に、橋梁点検のための無人航空機の性能評価基準策定に向けた飛行試験を千葉県東金市で実施しました。

労働力不足が懸念される中、今後増大するインフラ点検を効果的・効率的に行うことが求められています。その一つが老朽化した橋などの橋梁点検に無人航空機を用いる取り組みであり、その性能評価委基準策定は緊急を要する課題です。

本試験では、模擬橋梁実験施設において無人航空機を飛行させ、再現した橋梁点検プロセスに沿った性能評価の試験方法やそこで必要となる計測システムの妥当性を検証するとともに、風などの外乱を考慮した飛行安定性の性能評価を行うための試験環境の妥当性を検証しました。多くの危険な兆候を抽出することもでき、今後の定量化基準に資する実験を行うことが出来ました。

本試験で取得できたデータとともに今後の取り組みを通じて、橋梁点検に使用する無人航空機の性能評価基準の策定に貢献していきます。

詳細につきましてはNEDOの発表資料をご参照下さい。
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100895.html

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