株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:河野 雅一、以下:PRODRONE)は、この度、3Dオートパイロットシステムを搭載した山岳果樹園農薬散布ドローン「SMX X-F1」を開発したことをお知らせします。本機は、現地時間2017年9月6日から8日まで米国ラスベガスで開催される産業用ドローン展「InterDrone 2017」のPRODRONEブースにおいて参考展示されます。
「SMX X-F1」は、急傾斜地で育つ農作物向けの農薬散布ドローンです。株式会社スカイマティクスに向けて開発したこの機体は、PRODRONEがODMモデルとして生産しています。8ローターを持つ大型の機体は飛行安定性が高く、10Lのタンクを装備しています。
新開発の3Dオートパイロットシステムにより、山間部にある果樹園でも、高低を含む3次元での自動運用を実現しています。ピンポイントで正確に噴霧することで、時間と農薬のムダを省き、効率的な散布を実現します。
ドローンの操作に不慣れな方でも、オペレーターはタブレット上で飛行コースを設定するだけの簡単操作で飛行でき、最少人数でシンプルかつスマートな運用を可能にしました。日常のメンテナンスとして、機体の丸洗いも可能なオールウェザー対応です。
世界中にある山間部での農業の生産効率と可能性をPRODRONEが切り拓きます。具体的な製品概要については、詳細を決定した段階で、改めて新製品発表としてご案内申し上げます。
※型番・仕様等は予告なく変更する場合があります。
BZ Mediaが主催する世界最大規模の産業用専門の展示会です。2015年から毎年ラスベガスで開催しており、今年は185以上の企業が出展予定です。
会期中は、FAAのマイケル・フエルタ長官とインテルコーポレーションのブライアン・クルザニッチ最高経営責任者(CEO)による基調講演や、3つの専門分野(技術、エンターテイメント、映像撮影)の検討会、産業別のドローン活用(建設、測量、農業、採掘、警備、インフラ調査)についてのパネルセッションなどが予定されています。