株式会社Prodrone(本社:愛知県、代表取締役社長:戸谷 俊介)がサポートするRCヘリコプター選手、伊藤寛規選手が「2025 FAI F3C World Championship(会期:2025年8月5日~9日、ルーマニア」で8度目の優勝を飾る快挙を達成しました。伊藤選手、おめでとうございます。
伊藤選手が使用したProdrone製の競技機体「PDH-02C EVO」は、Prodroneが製造する産業用ドローン「Prodrone GT-M」へと技術が通じています。自動車産業におけるモータースポーツが技術開発や市販車へのフィードバックに重要な役割を果たすように、ドローンにおいても、世界最高峰の舞台で機体を極限まで磨き上げるこの取り組みが、次世代の産業用ドローン開発に活かされています。
伊藤選手コメント
「前回、2年前の世界選手権から機械的なところの大きな変更点は特にないのですが、制御速度的なところではより高速になり、それに合わせたセットアップを去年から行ってきました。今年は去年の日本選手権で仕上げられなかった部分を煮詰めていく調整を主に行いました。大きく方向性を変えるわけではなく、バランスを改めて整えていきました。使い慣れた機体で信頼性も高く、現地では想定内の微調整で仕上げられたことが結果に結びついたと思います。
余談ですが・・・帰国後に現地での設定のまま飛ばしたら、大会に行く前(出国前)の設定の方がよく飛んだため、やはりヨーロッパの空気に合わせ込みした設定が活きたのではないかと思いました。」
■2025 FAI F3C World Championship
FAI F3C World Championshipは、選抜された各国のRCヘリコプターのフライヤー達が二年に一度集まり開催される、世界最高峰のRCヘリコプターの競技会です。
開催場所:ピテシュティ、ルーマニア
開催期間:2025年8月5日(火)から9日(土)
公式サイト:https://www.f3scoring.com/live/CompetitionCompResults/1127
[個人]
伊藤寛規選手 (PDH-02C EVO使用)、優勝
澤村寧一選手、3位
磯匡敏選手、4位
鬼澤一史選手、5位
[団体]
チーム Japan、優勝
■株式会社Prodroneについて
「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」をビジョンに、中部圏におけるドローンエコシステムの構築を目指しています。最大推奨ペイロード20kgで、量産を開始しているマルチコプター「PD6B-Type3」や、2時間飛行可能で耐侯性に優れたヘリコプター型「PDH-GS120」など、産業用ドローンの開発から生産までをワンストップで行っています。