「PD4-XA1（消防Edition）」を活用した建物火災訓練を、豊田市消防本部が実施

新しく導入した「PD4-XA1（消防Edition）」

　株式会社プロドローン（以下、PRODRONE）は、豊田市消防本部に「PD4-XA1（消防Edition）」を納入しています。豊田市消防本部は、2023年3月23日豊田市内において「PD4-XA1（消防Edition）」を活用した建物火災訓練を実施しました。

　今回の訓練では、中高層建物での火災発生時を想定し、ドローンの新機能を活用して逃げ遅れた要救助者の避難誘導及び捜索・救助を実施しました。火災発生の通報を受けて駆け付けた消防隊員が「PD4-XA1（消防Edition）」を飛行させ、要救助者の有無を確認し、新機能であるスピーカーで話しかけ、救助まで誘導しました。

　豊田市消防本部は、以前からプロドローンの機体を活用しています。今回新たに導入した機体「PD4-XA1（消防Edition）」は、映像伝送や赤外線カメラといった従来機能に、スピーカーや画像解析の機能が新たに加わったことで、音声による避難誘導や災害発生前後の画像比較による被害状況（土砂で埋もれてしまった家屋など）の把握が可能となりました。今後も災害救助活動などに積極的に活用していくとのことです。

　PRODRONEは、引き続き全国の警察や消防署と連携を深め、現場ニーズを反映した機体開発を続けてまいります。

要救助者の有無を「PD4-XA1（消防Edition）」によって確認中

フライト前確認をする豊田市消防隊員