2024.09.12
リリース
KDDI、KDDI総合研究所、プロドローンは、ダム・港湾設備点検や水産漁場監視などにおける省人化・安全確保を目的として、点検場所まで自律飛行する空中ドローン (親機) に、映像伝送および音波での測位が可能な水中ドローン (子機) を搭載した「水空合体ドローン」(以下 本機体) を世界で初めて開発し、2021年5月31日に技術実証を完了しました。
近年、水産養殖や水域インフラの点検分野において、少子高齢化などの理由から、人手不足が深刻な問題となっています。水中での作業支援が可能な水中ドローンの需要が高まる一方、従来の水中ドローンでは、点検場所まで船を出す必要があります。
本機体は、スマートドローンプラットフォーム の活用により、船を出すことなく、点検場所までドローンが自律飛行し、着水後に水中ドローンを分離し、遠隔で水中の点検が可能となります。
今後、湖沼や海中での作業などの分野で、ドローンの新たな市場の創出が期待されます。
3社は今後、2021年度中に各用途に応じた実証を行い、2022年度の商用化に向け開発を行っていきます。
詳細につきましては、KDDI発表資料をご覧ください。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/06/10/5181.html