2024.09.12
リリース
株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:河野雅一、以下PRODRONE)は、NEDO、KDDI、テラドローン、セコムと協力をして、世界で初めて、第4世代の高速通信規格(4G LTE)のモバイル通信ネットワークを活用した自律飛行する複数のドローンの警備実証実験を実施し、広域施設における遠隔巡回警備に成功しました。
本実証実験では、KDDIが構築したドローン専用基盤「スマートドローンプラットフォーム」を活用し、PRODRONE製の4機の自律飛行ドローンによる遠隔巡回警備の実験を行いました。
PRODRONEは実験専用機体を4台製作しました。4機には、キヤノン製超高感度カメラや可視光と赤外線一体型カメラ、LEDライト、スピーカーなどそれぞれ異なる機材を組み合わせて搭載しています。各機体の総重量がおおよそ20キロで、最も重たい機体では総重量が23キロです。2台が「俯瞰」ドローンとして全体を確認する役割を担い、2台が「巡回」ドローンとして現場に向かう役割を担っています。
運航管理室からドローンに搭載されたカメラを通して施設内を遠隔監視し、不審者の発見や注意喚起、不審火の発見、さらには夜間警備などの実験を実施しました。複数のドローンを利用した遠隔巡回警備により、不審者の発見や注意喚起、不審火の発見、夜間警備など、セキュリティ強化につなげでいきます。
詳細につきましては、KDDI発表資料をご覧ください。
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/03/15/3009.html