「運びたい物をドローンに積む」から「運びたい物をドローンにする」という新しいコンセプトの産業用ドローン
株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:河野 雅一、以下:PRODRONE)は、この度、運びたい物そのものにプロペラ付きモーターユニットを直接取り付けることで、なんでもドローンとして飛行可能とする「ANYDRONE」を開発したことをお知らせいたします。本機は、2017年5月9日から11日まで米国ダラスで開催される世界最大規模の産業用ドローン展「AUVSI Xponential 2017」のPRODRONEブースにおいて参考展示いたします。
今回PRODRONEが新たに開発した「PD-ANY」は、「運びたい物をドローンに積む」から「運びたい物そのものをドローンにする」という新しいコンセプト「ANYDRONE」に基づく産業用ドローンです。「全ての物体がドローンになれば」の発想から生まれました。
運びたい物に直接プロペラ付きモーターユニットを4個取り付けることにより、重い荷物も簡単に運搬できます。また4か所すべて設置せずとも、一部のモーターのみを補助として使用し、荷物運搬の補助として活用することも可能です。
今回の開発では、プロペラの取り付け位置、高さなどを計算し、一般的なドローンと同じ性能で飛行できることを目標としていますが、将来型としましては、プロペラの二重反転化やモーターユニット間の完全ワイヤレス化、また自動飛行キャリブレーション化などを行う予定です。
「PD-ANY」は総重量4kgという軽さでありながら、15kgという大容量なペイロード(最大積載量)を可能にした、これまでにない技術かつコンセプトで開発したドローンです。大きな荷物を運ぶ際に、プロペラ付きモーターを4つ取り付ければ直接運搬することが可能になります。
様々な場面で活用可能な、なんでもドローン「PD-ANY」の今後にぜひご期待ください。
具体的な製品概要については、詳細を決定した段階で、改めて新製品発表としてご案内申し上げます。
※型番・仕様等は予告なく変更する場合があります。
国際無人機協会(AUVSI)が開催する、ドローン、知能ロボティクス、無人機システムの各分野の専門家が一堂に会する国際的な展示会で、2017年度は、米国テキサス州ダラスにて685の企業・団体が参加※します。
※2017年4月27日現在
会期中は、専門家による基調講演が連日行われ、ドローン業界の今後の方向性に対する業界としての見解を知ることができるほか、参加者と共通の課題や解決策について議論を深めることができます。
世界最大の無人機システムおよび知能ロボティクスの技術発展に貢献する非営利の団体です。協会の会員数は7500人を超え、政府、産業、教育の幅広い分野のメンバーで構成されています。
株式会社プロドローンは、「 Revolutionary Drones for Professionals 」を経営ビジョンに掲げ、世界の産業用ドローン市場において絶対に無くてはならないPRODRONE独自のコア技術をもって、まだ世の中に無い革命的な産業用ドローンの開発ならびに新たな専門サービス提供を行っています。
株式会社プロドローンは、「世界一の産業用ドローンシステムメーカーになり世界を変える」を会社の目的とした、20年以上のキャリアとノウハウをもつエキスパート達により2015年1月に日本で設立されたB2Bカンパニーです。産業用ドローン市場に参入される多くの企業に対し、調査コンサルティング、機体開発、制御ソフト開発、サービスアプリケーション開発、量産まですべてをワンストップで提供しています。