訓練前の飛行計画の共有株式会社 Prodrone(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:戸谷俊介 以下、Prodrone)は、2026年2月16日、一般社団法人 日本UAS産業振興協議会 (JUIDA)の訓練参加要請に基づき、航空自衛隊笠取山分屯基地(三重県津市)に所在する第1警戒隊との災害時連携訓練に参加いたしました。
今回の訓練は、航空自衛隊と民間組織が連携した初の試みであり、Prodroneは機体の提供および運用調整における技術協力を行いました。
■ 訓練の背景と概要
南海トラフ巨大地震等の大規模災害を想定し、陸路が寸断された際の孤立地域への物資供給を目的として実施されました 。訓練では、以下の環境条件下において、Prodroneの大型ドローン「PD6B-Type3」を用いた物資輸送試験を行いました。
• 実施場所: 航空自衛隊笠取山分屯基地(標高約800m)
• 気象条件: 地上風速 8m/s、上空推定風速 10m/s
• 輸送物資: 15kg相当の糧食および水分
• 使用機体: PD6B-Type3(Prodrone製)
標高が高く、気流の乱れやすい環境下においても、安定した飛行性能を維持し、予定された物資輸送を完了いたしました。本訓練においてProdroneは、ドローン飛行に関する法令や運用調整の知見を共有し、隊員の皆様の運用知識の向上に寄与いたしました 。また、過酷な環境下での実運用データを提供することで、次年度の訓練立案に向けた技術的基礎を構築しました。
訓練で輸送した支援物資
訓練後の意見交換■技術課題への取り組みと今後の展望
本訓練を通じて、実効性を高めるための新たな課題も明確になりました。
• 効率的な運用システムの構築: 限られた人員で広域をカバーするため、複数機を同時に制御・運用する「1対多」の運行管理システムの検討。
• 機体性能の更なる向上: 笠取山分屯地と白山分屯地間のような拠点間輸送を想定し、より長時間の飛行と、高ペイロードに対応した機体開発。
• 通信インフラへの依存低減: LTE網に依存せず、見通しの悪い地形においても自動で物資輸送を継続できる、強靭な通信モジュールの開発。
Prodroneは、本訓練の成果を最大限に活用し、航空自衛隊およびJUIDAと緊密に連携しながら、わが国の災害対応能力の向上に貢献してまいります。
【株式会社Prodroneとは】
「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」をビジョンに、中部圏におけるドローンエコシステムの構築を目指しています。最大推奨ペイロード20kgで、量産を開始しているマルチコプター「PD6B-Type3」や、長距離飛行(100km実験済)が可能な「Prodrone GT-M」など、産業用ドローンの開発から生産までをワンストップで行っています。